当院の検査方法について
核酸増幅検査
新型コロナウイルスの遺伝子(核酸)の一部を特異的に増やして検出する方法です。
少ないウイルス量でも検出しやすくなっています。
核酸増幅検査にはいくつかの種類があり、その中の大きな柱として
「PCR法」と「等温核酸増幅法」があります。
「PCR法」を用いた検査方法がRT-PCRで、
「等温核酸増幅法」を用いた検査方法には複数の方法(LAMP法、TRC法、
TMA法、NEAR法等)があります。
当院では、等温核酸増幅法(NEAR法)にて実施しています。
PCR法とは感度、特異度共に同等の結果が出ます。
鼻の奥を綿棒で拭い採取した液(鼻咽腔拭い液)から検査します。
検査結果は、約20分で判明します。
<核酸増幅検査 等温核酸増幅法(NEAR法)測定装置>
※自費PCR検査については、専用サイトからインターネットでお申し込みください。
(検査キット不足のため、現在予約受付を停止中:令和4年7月時点)
●抗原検査(定性・定量)
新型コロナウイルスの構成成分である蛋白質に対して特異的な抗体を用いて
検出する方法です。核酸検出検査と同様に陽性の場合はウイルスが存在する
ことを示します。
鼻の奥を綿棒で拭い採取した液(鼻咽腔拭い液)から検査します。
検査結果は、定性検査は約20分、定量検査は約60分で判明します。
<抗原定性検査 キットと読み取り装置> <抗原定量検査 化学発光酵素免疫測定装置>
(更新日 令和4年7月21日)